コラム

子どもの矯正

子どもの八重歯は矯正が必要?自然に治るケースと早期治療の始めどき・費用・装置の選び方を解説

子どもの八重歯は、犬歯が歯列からはみ出して生えた叢生の一種で、保護者の関心が高い症状です。そんな子どもの八重歯ですが、「自然に治るのか」「今すぐ矯正を始めた方がよいのか」と気になる方も少なくありません。

そこでこの記事では、子どもの八重歯を矯正すべきかを判断するケース別の視点や、開始時期・装置・費用の目安を解説します。また、医療費控除で自己負担を抑えるポイントも併せて紹介します。

この記事を読めば、家庭で状態を整理してから矯正歯科に相談できるので、子どもの八重歯が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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子ども矯正スマイルMAPは、成長段階に合わせた小児矯正が受けられる矯正歯科を探せるポータルサイトです。

最寄駅や地域から、近くの小児矯正に対応している歯科医院を検索できます。犬歯の萌出位置・顎の成長余地・咬み合わせの確認や、様子見でよいのか第一期治療を始めるべきかの相談は、見つけた医院で受けられます。

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子どもの八重歯は矯正が必要?自然に治るケースと早期治療が必要なケース

子どもの八重歯は、生え変わりの途中で位置が改善するケースと、顎のスペース不足で自然改善が期待しにくいケースに分かれます。ここでは、以下の内容を解説します。

  • 自然に改善するケース
  • 早期に相談が必要なケース

自然に改善するケース

乳歯から永久歯へ生え変わる混合歯列期は、犬歯が高い位置から少しずつ下がって歯列に収まっていくことがあります。乳歯列期の一時的な重なりや、顎の成長余地が残っている状態、軽度の位置ズレのみで叢生と診断されない場合は、経過観察で改善する可能性があります。

ただし、半年から1年ごとの定期受診で経過を追い、犬歯の位置が改善に向かっているかを確認しておくと安心です。自己判断で放置すると、治療すべきタイミングを逃す可能性があります。

早期に相談が必要なケース

犬歯が完全に生えても歯列におさまらない場合や顎のスペースが不足している場合、噛み合わせのズレを伴う状態は、早めに矯正歯科の診察を受けることをおすすめします。第一期治療のタイミングを逃すと、選択できる装置や治療計画の幅が狭まる可能性があるため注意が必要です。

さらに、上下の前歯が噛み合わない、下顎が前に出ているといった骨格的なズレを伴う場合は、成長方向へのアプローチが必要になります。

子どもの矯正が必要かどうかの判断基準について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

子どもの歯列矯正は必要か?歯科医が教える判断基準と開始時期

子どもの八重歯を放置するリスクと矯正で防げる影響

子どもの八重歯を放置した場合に起こりうる主なリスクや影響は、以下の通りです。

  • 虫歯・歯周病のリスク
  • 咀嚼・顎の発育への影響
  • 心理面への影響

それぞれ解説します。

虫歯・歯周病のリスク

犬歯が歯列外に飛び出していると、歯ブラシの毛先が届きにくくプラークが溜まりやすくなります。特に隣接歯との接触部分は磨き残しが発生しやすく、虫歯や歯肉炎の原因になりやすいです。

仕上げ磨きだけでは虫歯や歯周病のリスクがあるため、フロスや歯間ブラシの併用も必要です。歯列を整えて清掃性を改善することにより、小児期の虫歯や、永久歯の生え替わりに悪影響を与えるリスクを低減できます。

小児矯正の必要性についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

小児矯正が意味ないと言われるのはなぜ?後悔しないために知っておきたいメリットや治療のポイントを解説

咀嚼・顎の発育への影響

上顎前歯の叢生は咀嚼効率を下げ、片側噛みの癖につながることがあります。片側噛みが続くと、顎の左右差や顎関節への負担が生じる可能性があります。第一期治療で顎の成長余地を活用すれば、咬合バランスの安定を目指すことが可能です。矯正は歯を並べる治療にとどまらず、成長期の発育を整える予防としても適しています。

心理面への影響

学齢期の子どもは歯並びを他人と比較しやすく、笑顔や発話に自信を持てなくなるケースがあります。心理面の影響は個人差が大きく、本人が気にしていない場合もあります。

一方で、本人が気にしている様子が見られる場合は、矯正が選択肢の1つになることを伝えてあげるのがおすすめです。カウンセリングで、子ども本人の意思も含めて相談してみてください。

子ども矯正スマイルMAPでは、八重歯を含む子どもの歯並びに対応した小児矯正の医院を、お住まいのエリアから無料で探せます。

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子どもの八重歯矯正はいつから?

子どもの八重歯矯正は第一期治療と第二期治療で目的も装置も異なります。それぞれの治療が推奨される時期を紹介します。

  • 第一期治療
  • 第二期治療への切り替え時期

1つずつ見ていきましょう。

第一期治療

第一期治療は主に混合歯列期の6〜10歳前後に行い、顎の成長を利用してスペース不足を改善する目的があります。犬歯が生えるスペース確保を主眼に、拡大床や機能的装置を活用します。開始の目安は、上顎前歯4本が生え揃った時点で一度矯正歯科に相談することです。

年齢だけでなく歯の萌出段階で判断する点が重要で、同じ年齢でも歯の成長速度は個人差により大きく異なります。犬歯の萌出が始まる前から準備しておくと、選べる治療の幅が広がります。

第一期治療の詳細を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

小児矯正の一期治療は一期だけで終わる?費用・二期治療との違い・判断基準を解説

第二期治療への切り替え時期

第二期治療は永久歯列が完成する12歳前後から始まり、歯を正しい位置に並べる仕上げ治療にあたります。第一期でスペースが確保できたケースでは、第二期の治療期間や装置の負担が軽くなることがあります。

第一期を行わずに第二期からスタートするケースでは、抜歯や外科的処置が必要になる場合もあります。子どもの八重歯を長期的にどう治すかの見通しは、第一期を検討する段階で医師と共有しておくと安心です。

子どもの矯正を始める時期について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

子どもの歯の矯正はいつから始めるべき?早めに受診した方がよい症状も解説

子どもの八重歯矯正の方法と装置の選び方

子どもの八重歯矯正で選ばれる装置には、マウスピース型・ワイヤー型などがあります。ここでは、以下の装置の選び方を紹介します。

  • マウスピース矯正
  • ワイヤー矯正

それぞれ解説します。

マウスピース矯正

インビザラインファーストなどの子ども向けマウスピース型装置は、透明で目立ちにくく、食事や歯磨きの際は取り外せる点が特徴です。装着時間の自己管理が必要で、1日20時間以上の装着が目標になります。保護者の声かけや装着記録アプリの活用で、継続しやすくなります。

八重歯の矯正では、マウスピース矯正は軽度〜中等度のスペース不足に適用となる傾向があります。装着初期の違和感や、装着時間不足による治療遅延には注意が必要です。清掃性は高いものの、マウスピース内側の唾液が乾きやすい点は歯科医師と対策を相談してみてください。

マウスピース型とワイヤー型のどちらが子どもに合うかを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

子どもの矯正はインビザラインとワイヤーどっちがいい?年齢別の選び方や治療期間など を比較

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、第一期治療での拡大床、第二期でのマルチブラケットが代表的です。装置が常時装着される分、装着時間の自己管理が不要で、強い矯正力を必要とする叢生ケースにも対応できます。八重歯が中〜重度のケースで選択肢になりやすい方法です。

装置周辺は汚れが残りやすく、フロスや歯間ブラシの併用が必要になります。装着初期は粘膜への一時的な擦れや違和感が出るため、ワックスで保護しながら慣らしていきます。装置の見た目が気になる場合は、審美ブラケットや裏側矯正の選択肢も相談してみてください。

子ども矯正スマイルMAPでは、マウスピース型やワイヤー型など八重歯矯正の装置に対応する医院を、地域から検索して比較できます。

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子どもの八重歯矯正の費用相場

子どもの八重歯矯正の費用は第一期治療と第二期治療で相場が異なり、多くのケースで自由診療となります。ここでは、以下の内容を解説します。

  • 第一期費用相場
  • 第二期の費用相場

第一期費用相場

第一期治療の費用相場は30〜50万円程度で、拡大床や機能的装置、部分的なマウスピースなど装置の種類によって差が出ます。これに検査費用や毎月の調整料が加算され、総額は装置費用よりやや大きくなるのが一般的です。

第一期は自由診療で保険適用外となるため、家計の見通しを立てるには初回カウンセリングで見積もりを取得することが安心につながります。装置の見た目・装着感・費用の希望を事前にまとめておくと、比較検討がしやすくなります。

小児矯正の費用の内訳を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

小児矯正の費用相場は?分割払いや医療費控除、保険適用の有無まで徹底解説

第二期の費用相場

第二期治療の費用相場は40〜50万円程度で、マルチブラケットや透明マウスピースなど装置の選択で幅が出ます。第一期でスペースが確保できたケースでは、第二期の装置期間が短くなり総額を抑えられる場合があります。

第一期+第二期の総額目安は70〜100万円程度ですが、医療費控除を活用すると実質負担を抑えることが可能です。1年間に支払った医療費が一定額(一般的には10万円)を超えた場合、確定申告により所得税の還付や住民税の軽減を受けられる制度で、矯正費用も対象となる可能性があります。

医療費控除の申請手順を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

小児矯正は医療費控除の対象になる?症例・注意ポイント・計算方法を詳しく解説

子どもの八重歯矯正に関するよくある質問

最後に、よく寄せられる質問に回答していきます。

Q. 子どもの八重歯は自然に治りますか?

乳歯から永久歯への生え変わり中に位置が改善するケースはありますが、犬歯が完全に生えても歯列に収まらない場合は自然改善が期待しにくいです。犬歯の萌出位置と顎のスペースを確認するために、歯科医師の診察をおすすめします。

Q. 子どもの八重歯矯正に保険は適用されますか?

厚生労働大臣が定める先天性疾患や、外科手術を伴う顎変形症、前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常など一部のケースを除き、原則として自由診療で保険適用外です。ただし、年間医療費が10万円を超える場合、医療費控除の対象となる可能性があります。

Q. 子どもの八重歯矯正は痛みがありますか?

装置装着直後や調整後の数日は、違和感や軽い痛みを感じることがあります。子どもが耐えられないほどの強い痛みが継続するケースは稀ですが、痛みが続く場合は自己判断せず担当医に相談してみてください。装置の調整や鎮痛剤の使用で対処できることが多いです。

Q. 子どもが八重歯矯正を嫌がる場合はどうすればよいですか?

装置の見た目や違和感が原因となることが多く、装着期間の見える化や慣らす期間の設定で受け入れやすくなります。無理に急がず、担当医と装置の選び直しを相談する方法もあります。子どもの意思も尊重しながら進めることが継続の鍵です。

Q. 「八重歯はかわいい」といわれますが矯正しなくてよいですか?

見た目の好みは個人の価値観による部分がある一方、清掃性・咀嚼・顎の発育への影響は健康上の観点で判断が必要です。医師の診断で健康リスクの有無を確認したうえで、矯正するかを判断することをおすすめします。かわいさの評価だけで判断すると、後年の負担が大きくなるケースがあります。

子どもの八重歯矯正に対応する医院を探すなら子ども矯正スマイルMAP

子ども矯正スマイルMAPでは、視診・レントゲン・成長評価による初回相談に対応する小児矯正の医院を、地域から検索できます。八重歯の状態は子どもごとに異なるため、家族の希望や生活リズムに合わせて治療計画を相談できる医院を探せます。判断に迷っている保護者の方は、公式サイトから対応医院をご確認ください。

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まとめ|子どもの八重歯矯正は判断基準を持って早めの相談から

子どもの八重歯は、乳歯から永久歯への生え変わり中に自然に改善するケースと、顎のスペース不足で早期矯正が必要になるケースに分かれます。第一期治療は6〜10歳前後、第二期治療は12歳前後が目安で、装置はマウスピース型・ワイヤー型から状態に合わせて選びます。

費用は第一期30〜50万円・第二期40〜50万円が相場で、多くのケースで自由診療となりますが、医療費控除の活用で実質負担を軽減できます。犬歯の萌出が気になり始めた段階で一度矯正歯科の診察を受け、様子見でよいのか動くべきかの見通しを立てておくと、後悔のない選択につながります。

子ども矯正スマイルMAPでは、犬歯の状態に合わせて相談できる小児矯正の医院を、お住まいのエリアから無料で探せます。

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※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の治療内容や効果を保証するものではありません。実際の診断・治療は必ず矯正歯科医師にご相談ください。矯正治療は自由診療(保険適用外・全額自己負担)です。費用・期間・効果には個人差があります。医療費控除の適用可否は個々のケースにより異なります。詳細は所轄税務署または税理士にご確認ください。

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