コラム

子どもの矯正

プレオルソが失敗する原因は?よくある経過の見分け方と対処法を解説

寝る前につけたはずのプレオルソが、朝になると枕元に転がっている日が続くと、「うちの子は嫌がってばかり」「数ヶ月たっても歯並びが変わらない」と不安になる方も少なくありません。うちの子だけ失敗しているのではと感じる時期は、多くの家庭が通る経過の1つです。

そこでこの記事では、プレオルソの失敗例と失敗する原因を解説します。また、失敗を防ぐ方法や失敗かを判断する期間の目安、効果が見えないときの選択肢も併せて紹介します。

この記事を読めば、今の状態がよくある経過なのか見直すサインなのかが分かるので、担当医に相談する際の参考にしてみてください。なお、小児矯正は原則として自由診療(保険適用外・全額自己負担)です。

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プレオルソの失敗例

プレオルソは、日中1時間程度と就寝中の装着で口周りの筋肉や舌の位置に働きかける装置で、装着を嫌がる・変化が見えないという相談の多くは慣れるまでの経過の範囲です。ただし、見直したほうがよい状態もあります。

ここでは、以下の4つの失敗例を解説します。

  • 歯並びが変わらない
  • 装置を嫌がって続かない
  • 装置の下に虫歯ができる
  • 治療後に後戻りする

歯並びが変わらない

もっとも相談が多いのが、開始から半年以上たっても前歯の重なりや出っ歯の程度に変化がないという失敗例です。プレオルソは歯を直接動かす装置ではなく、口周りの筋肉の使い方を整えて歯並びに働きかけるため、変化は月単位でゆっくり現れます。

開始から3ヶ月ほどは、写真で比べても差が分からない時期です。この時期の「変わらない」は経過の範囲内なので、まずは装着時間を保てているかどうかを見直します。

半年以上装着を続けても口元に変化がなく、担当医からも経過の説明がない場合は、原因を確かめる対象です。次の通院で、開始時の写真と今の口元を並べて見せてもらいましょう。

装置を嫌がって続かない

就寝中に無意識に外して朝には枕元に転がっている、日中の装着を泣いて拒むという状態が続くと、装置が口の中にある時間が足りず、期待する変化につながりません。ただし装着時間の不足は、家庭での声かけや置き場所の工夫で立て直せる失敗例です。

「うちの子だけ嫌がるのでは」と感じる保護者の方もいますが、最初の1〜2週間の違和感や拒否は、多くの子どもが通る経過です。数週間たっても毎晩外れている、装着のたびに親子で言い合いになる状態が1ヶ月以上続く場合は、装置のサイズや声かけの方法を担当医と見直す必要があります。

装置の下に虫歯ができる

洗わないまま装着を続けると、装置の内側に食べかすや細菌がたまり、覆われた歯の表面に虫歯ができます。就寝中は唾液の量が減って歯の表面を洗い流す働きが弱まるので、細菌が残りやすい時間帯です。

虫歯ができると、削って詰める治療を優先するため、その間は装置の使用を中断します。装着前の歯磨きと装置の洗浄を毎日の流れに組み込んでおくと、装置の下の虫歯の予防につながります。定期健診は、装置の下の歯の状態を診てもらう機会です。

治療後に後戻りする

後戻りは、装着をやめた後に整いかけた前歯が元の位置に戻る失敗例です。口呼吸や舌で前歯を押す癖が残ったまま装置だけを外すと、歯並びを崩していた力が再び働くからです。

プレオルソの治療では、装置の装着と並行して口周りの癖の改善も進めます。後戻りは、担当医の指示より早く自己判断で装着をやめた場合や、癖のトレーニングを省いた場合に起こりやすいため、やめる時期は担当医と一緒に決めましょう。

4つのうち、慣れるまでの拒否感や変化が見えにくい時期は経過の範囲内です。装着時間が慢性的に足りない、痛みや違和感が1ヶ月以上長引いているという状態に当てはまるなら、原因を確かめてみましょう。

プレオルソが失敗する原因

失敗例の背景には、共通した原因があります。装置そのものの問題ではなく、装着の仕方や開始時期、症例との相性によるものです。

ここでは、プレオルソが失敗する以下の原因を解説します。

  • 1日の装着時間の不足
  • 永久歯が生え揃ってからの治療開始
  • 適応外の症例での使用
  • 装置の不衛生による虫歯
  • 口呼吸や舌癖の残存

1日の装着時間の不足

特に多い原因が、装着時間の不足です。プレオルソは日中1時間程度と就寝中の装着を前提にした装置で、就寝中に外れている時間が長いと、口周りの筋肉に働きかける時間そのものが足りなくなります。

「寝る前につけたのに朝は口から出ている」「日中は宿題や習い事で装着を忘れる」という日が週の半分以上あるなら、装着時間の不足が原因の可能性があります。担当医は装置の変形具合や歯の状態から装着時間をある程度推測できるため、実際の時間をそのまま伝えるのが改善の出発点です。

小児矯正の失敗例と原因について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

小児矯正のよくある7つの失敗例を解説!原因や対策・失敗を回避するコツなども紹介

永久歯が生え揃ってからの治療開始

プレオルソの主な対象は、乳歯と永久歯が混在する時期の子どもです。永久歯が生え揃い、顎の成長が落ち着いた後に始めると、筋肉の働きで歯並びを誘導できる幅が小さく、変化を実感しにくいからです。

永久歯列が完成した段階では、歯そのものを動かす装置を選びます。開始時期が遅かった場合は、装着を続けても変化が乏しいことがあり、装置の切り替えが選択肢に入ります。

適応外の症例での使用

プレオルソは、口呼吸や舌の癖が関わる軽度の出っ歯や受け口、前歯のがたつきに適した装置です。顎の骨格のずれが大きい受け口や、歯の大きさに対して顎が明らかに小さい重度の叢生では、筋肉への働きかけだけでは歯並びが整いにくく、プレオルソの適応から外れます。

精密検査を受けずに装置だけを渡された場合や、レントゲンで骨格を確認していない場合は、適応外の症例で使っている可能性があります。この原因に当てはまるときは家庭の努力だけでは解決しにくいため、別の歯科医院で診断を受け直すのも選択肢の1つです。

装置の不衛生による虫歯

装置を洗わずに使い続けると、装置の内側にたまった細菌が虫歯を引き起こします。プレオルソは柔らかいポリウレタン素材で、細かな傷に汚れが残るため、水でさっとすすぐだけでは落ちない汚れです。

虫歯の治療中は装置の使用を止めるため、装着時間の中断がそのまま治療の遅れにつながります。「洗っているつもりだった」という声もあるため、洗い方を担当医や歯科衛生士に一度確認してみてください。

口呼吸や舌癖の残存

口呼吸や、飲み込むときに舌で前歯を押す癖が残ったままだと、装置で整えた歯並びを崩す力が働き続けます。プレオルソは装着中に鼻呼吸と正しい舌の位置を促す装置で、外している時間の癖までは直せないからです。

日中に口がぽかんと開いている、食事中にくちゃくちゃと音がする、飲み込むときに口元に力が入るといった様子が見られるなら、癖がまだ残っています。装置と並行して行う口周りのトレーニングを省くと、変化が出ても後戻りしやすいため、トレーニングの内容を担当医に確認しておきましょう。

このようにプレオルソが失敗する原因は、装着時間や開始時期、症例との相性、衛生面、癖の残存とさまざまです。また、原因が1つとは限らないので、家庭で思い当たる点を整理してから担当医に伝えると、見直しの方向が定まります。

「うちの子だけ上手くいっていないのでは」「今の医院に装着できていないと言い出しにくい」と不安な方は、子ども矯正スマイルMAPでプレオルソに対応する歯科医院を探してみてください。

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プレオルソの失敗を防ぐ方法

装着時間・衛生・癖という原因は、家庭での行動を見直せば対策できます。特別な道具は要らず、毎日の流れに装着と洗浄を組み込むのが中心です。

ここでは、プレオルソの失敗を防ぐ以下の方法を解説します。

  • 装着時間を家庭の習慣に組み込む
  • 装置を毎日洗って清潔に保つ
  • 嫌がるときの声かけを決めておく
  • 口呼吸や舌癖のトレーニングを続ける
  • 通院のたびに家庭での様子を伝える

装着時間を家庭の習慣に組み込む

装着のタイミングは、毎日決まって行う行動とセットにするのがおすすめです。夕食後の歯磨きが終わったら日中分の1時間を装着し、テレビや読み聞かせの時間に充てると、装着そのものを意識せずに時間を確保できます。

就寝中に外れる場合は、寝る直前ではなく寝る1時間前から装着して口に慣らしましょう。カレンダーに装着できた日を記録し、通院時に担当医へそのまま見せると、装着時間の不足を早い段階で把握してもらえます。

装置を毎日洗って清潔に保つ

装置は外すたびに流水で洗い、朝は歯ブラシで内側の汚れを落とします。歯磨き粉は研磨剤で細かな傷がつくため使わず、水と歯ブラシだけで洗います。

細菌の繁殖を抑えるには、週に1〜2回、マウスピース用の洗浄剤への浸け置きが有効です。熱湯は装置が変形する原因になるため避け、洗った後は乾かしてケースに保管します。装着前の歯磨きも毎回セットにすると、装置の下に虫歯ができるリスクを減らせます。

嫌がるときの声かけを決めておく

嫌がるたびにその場で対応を考えるのではなく、装着前の声かけと装着後のごほうびをあらかじめ決めておくと、親子で言い合いになる場面が減ります。装着できた日にカレンダーへシールを貼り、1週間続いたら好きな絵本を読むといった小さな約束があると、子どもは続けられます。

装置をつける理由は、「大きくなったときに前歯がきれいに並ぶため」のように子どもの言葉で伝えてみてください。それでも拒否が1ヶ月以上続くときは、担当医から直接子どもに説明してもらう方法も有効です。

口呼吸や舌癖のトレーニングを続ける

後戻りを防ぐ土台は、装置を外している時間も鼻で呼吸し、舌を上顎につける習慣です。担当医から指示を受けた口周りのトレーニングは、装着と同じタイミングで毎日数分行うと習慣化しやすく、忘れにくくなります。

食事中に口を閉じて噛む、飲み込むときに舌を上顎に押し当てるといった動作は、家庭で繰り返すほど身につきます。鼻づまりで口呼吸が続く場合は、耳鼻科での治療も検討しましょう。

通院のたびに家庭での様子を伝える

通院時に伝えるのは、装着できた日数、外れていた頻度、嫌がった場面の3つです。担当医は家庭での状況を踏まえて、装置のサイズ変更や声かけの工夫、トレーニングの追加を判断するからです。

「順調です」とだけ伝えてしまい、装着不足に気づくのが遅れたという声も少なくありません。記録したカレンダーを持参し、うまくいかない点を先に共有すると、その場で調整してもらえます。

プレオルソが失敗かを判断する期間の目安

対策を続けていても、変化が見え始めるまでには一定の期間がかかります。「いつまで様子を見ればいいのか分からない」と感じる保護者の方も多いです。

ここでは、一般的な経過の目安を以下の3つの時期に分けて解説します。

  • 開始から3ヶ月
  • 開始から6ヶ月
  • 開始から1年以降

開始から3ヶ月

開始から3ヶ月は、装置に慣れて装着時間を安定させる期間です。歯並びの変化は写真で比べても分からないことが多く、この時期に変化がなくても失敗とは言えません。

確認したいのは、就寝中に外れる回数が減ったか、日中の装着を嫌がらなくなったかの2つです。口を閉じている時間が増えた、寝ているときのいびきが減ったといった変化が先に現れる子どももいるため、歯並び以外の様子も記録しておきましょう。

開始から6ヶ月

開始から6ヶ月ごろは、装着時間を保てていれば、前歯の重なりや出っ歯の程度に緩やかな変化が見え始める時期です。担当医が撮影した口腔内写真を開始時と並べて比べると、家庭では気づきにくい変化も確認できます。

この時期に変化がまったく見られない場合は、装着時間の不足か適応外の症例かを担当医と切り分けましょう。半年たっても見た目の変化がなくても、癖の改善が進んでいれば経過の範囲内です。

小児矯正の治療期間について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

小児矯正の期間はいつまで?第一期・第二期治療の目安と装置別の治療期間を徹底解説

開始から1年以降

開始から1年以降は、装着時間と癖の改善を続けたうえで変化が見られない場合、装置の適応を見直す時期です。装着を守れているのに変化がないなら、担当医に別の治療法の検討を相談するとよいでしょう。

一方、変化が出ている場合は、永久歯の生え変わりに合わせて装置のサイズや種類を変えながら継続します。1年を区切りに、これまでの経過と今後の見通しを担当医と共有しておくと、その後の判断に迷いません。

プレオルソで失敗と感じたときの選択肢

期間の目安を過ぎても変化が見られない場合は、他の治療法への切り替えを歯科医院に相談する選択肢があります。プレオルソで整えた口周りの癖や筋肉の状態は、次の治療の土台です。

ここでは、以下の3つの選択肢を解説します。

  • ワイヤー矯正
  • 拡大床
  • インビザライン・ファースト

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面に固定した装置で歯そのものを動かす治療法です。永久歯が生え揃った後に残る歯並びの問題や、筋肉への働きかけだけでは整わない歯の位置に対応します。

装置は固定式で子ども自身では外せないため、装着時間の不足という失敗はほとんど起こりません。一方、装置周りの磨き残しで虫歯のリスクが上がるため、仕上げ磨きと定期的なフッ素塗布を続けましょう。

拡大床

拡大床は、顎の横幅を広げて永久歯の並ぶスペースを確保する取り外し式の装置です。プレオルソで変化が出なかった原因が、癖ではなく顎の狭さにある場合に選択肢に挙がります。

装着時間は就寝時と日中の数時間が目安で、ねじを回して少しずつ幅を広げていく装置です。プレオルソと同じく取り外し式のため、装着の習慣づけがそのまま結果を左右します。プレオルソで身についた装着の習慣は、そのまま拡大床でも活かせます。

拡大床の特徴について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

インビザラインと拡大床はどう違う?費用・期間・選び方を小児矯正の専門家が解説

インビザライン・ファースト

インビザライン・ファーストは、混合歯列期の子どもを対象にした透明なマウスピース型の装置で、歯列全体を段階的に動かします。プレオルソが癖の改善から歯並びに働きかけるのに対し、歯の位置そのものを計画どおりに誘導する点が違いです。

1日20時間以上の装着が必要なため、プレオルソの装着時間を保てなかった場合は、続けられるかどうかを担当医と話し合ってから決めるのが安全です。通院は1〜2ヶ月に1回程度で済みます。

プレオルソとインビザラインの違いについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

プレオルソとインビザラインの違いは?費用・対象年齢・2段階治療の選び方まで解説

このようにプレオルソで変化が見られないときは、ワイヤー矯正・拡大床・インビザライン・ファーストという次の一手があります。また、どの装置が合うかは顎の状態や永久歯の生え変わりで変わるので、今の担当医に切り替えの相談をしてから次を決めても遅くはありません。

「せっかく続けたのに今の治療をやめるのはもったいない」「切り替え先の装置を今の医院が扱っていない」と不安な方は、子ども矯正スマイルMAPでプレオルソからの切り替えに対応する歯科医院を探してみてください。

子ども矯正スマイルMAPでは、プレオルソだけでなく拡大床やインビザライン・ファーストを扱う歯科医院も、装置名とお住まいのエリアで絞り込んで無料で探せます。切り替え先の装置ごとに医院を比べられるので、お子さんに合った歯科医院が見つかります。

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プレオルソの失敗を防ぐクリニックの選び方

プレオルソが合わなかった場合の切り替えまで見据えた、クリニック選びが必要です。装置を渡すだけの医院と、装着状況を一緒に見直す医院では、失敗に気づく時期に差が出ます。

ここでは、クリニック選びで確認したい以下の3点を解説します。

  • 適応症例かを診断で見極めているかで選ぶ
  • 装着状況を毎回確認して相談できるかで選ぶ
  • 次の治療まで対応できるかで選ぶ

適応症例かを診断で見極めているかで選ぶ

まず確認したいのが、レントゲンや口腔内の検査で骨格と歯の状態を確認したうえで、プレオルソが適した症例かを説明してくれるかどうかです。検査をせずに装置だけを渡す医院では、適応外の症例で使い続けるおそれがあるからです。

「なぜプレオルソなのか」「合わない場合はどうするのか」を最初の相談で質問したときに、装置を使わない選択肢の説明があるかどうかで見極められます。すぐに装置を勧めない判断も、丁寧な診断の表れです。

小児矯正の医院の選び方について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

小児矯正の選び方を徹底解説!歯科医院で失敗しない8つのポイントとカウンセリングの注意点も紹介

装着状況を毎回確認して相談できるかで選ぶ

通院のたびに装着時間や家庭での様子を聞き、装置の状態を確認する医院が候補です。装置を見るだけで数分の診察が続く医院では、装着不足に気づく時期が遅れます。

嫌がる場面や外れる頻度を相談したときに、声かけの工夫や装置の調整で応じてくれるかどうかで見分けられます。担当医だけでなく、歯科衛生士が装置の洗い方やトレーニングを指導する体制があるかどうかも判断の目安です。

次の治療まで対応できるかで選ぶ

プレオルソで変化が出なかった場合に、拡大床やワイヤー矯正、インビザライン・ファーストへ同じ医院で切り替えられるかも確認したい点です。取り扱い装置が1種類に限られていると、合わない場合に転院と再検査が必要になるからです。

一期治療から二期治療までの見通しと、切り替えたときの費用の扱いを最初の相談で説明してもらいましょう。装置ごとの費用は医院ごとに設定が違うため、書面での見積もりを受け取ると後から比べられます。

プレオルソの失敗に関するよくある質問

最後に、プレオルソの失敗について寄せられる質問と回答を整理しました。

  • プレオルソは何歳から始められますか?
  • プレオルソの費用はどれくらいかかりますか?
  • 装置をなくしたり壊したりしたときはどうすればいいですか?
  • 途中でやめた場合はどうなりますか?

Q. プレオルソは何歳から始められますか?

プレオルソの主な対象は、乳歯と永久歯が混在する4〜10歳ごろです。装置を口に入れたまま1時間程度過ごせるかが目安で、3歳では難しい子どもも多くいます。

開始時期は歯の生え変わりと癖の状態によって変わるため、年齢だけで決めずに精密検査で確認してみてください。

Q. プレオルソの費用はどれくらいかかりますか?

プレオルソの費用相場は5万円〜20万円が目安で、精密検査・診断料2〜5万円と通院ごとの調整料3,000〜5,000円が別にかかる医院もあります。小児矯正は原則として自由診療のため、全額自己負担です。

サイズ変更や作り直しの費用は医院ごとに設定が異なるため、契約前に確認が必要な項目です。

小児矯正の保険適用について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

小児矯正は保険適用になる?条件・費用の目安と病院の探し方・負担を抑える方法を解説

Q. 装置をなくしたり壊したりしたときはどうすればいいですか?

まず担当医に連絡し、再作製の手続きと費用を確認します。プレオルソは既製の装置のため、型取りをせずに同じサイズを用意できる医院が多く、再開までの期間は短く済みます。

装着しない期間が長いと癖が戻りやすいため、届くまでの間も鼻呼吸と舌の位置のトレーニングを続けましょう。

Q. 途中でやめた場合はどうなりますか?

装着をやめた時点で口周りの筋肉への働きかけが止まり、癖が残っていれば整いかけた歯並びが後戻りすることがあります。支払った費用の扱いは医院の契約内容によって異なるため、返金の有無は契約書で確認します。

やめる前に、装置のサイズ変更や別の治療法への切り替えを担当医に相談してみてください。

プレオルソの失敗後の選択肢まで相談できる歯科医院を探すなら子ども矯正スマイルMAP

「今の医院では別の治療法の話が出ない」「切り替えるなら最初から探し直したい」という方も少なくありません。子ども矯正スマイルMAPでは、プレオルソと切り替え先の装置に対応する歯科医院を、取り扱い装置と所在地で比べながら無料で検索できます。

比べたうえで気になる歯科医院が決まったら、これまでの装着状況と経過を伝えたうえで、次の治療の選択肢を相談してみてください。

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まとめ|プレオルソの失敗は原因を確かめてから判断する

この記事では、プレオルソの失敗例と原因、失敗を防ぐ方法、判断する期間の目安と次の選択肢を解説しました。失敗例は、歯並びが変わらない、装置を嫌がって続かない、装置の下に虫歯ができる、治療後に後戻りするの4つです。背景には、装着時間の不足や開始時期の遅れ、適応外の症例、装置の不衛生、口呼吸や舌癖の残存という原因があります。

慣れるまでの拒否感や、開始から3ヶ月の変化のなさは経過の範囲内です。装着時間を保ち、洗浄と癖のトレーニングを続けたうえで、1年を目安に経過を担当医と見直しましょう。それでも変化がなければ、ワイヤー矯正や拡大床、インビザライン・ファーストという次の一手が選択肢に残ります。

子ども矯正スマイルMAPでは、プレオルソやその切り替え先の装置に対応する小児矯正の医院を、エリア別に無料で検索できます。

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※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断や治療方針を示すものではありません。
※小児矯正は原則として自由診療(保険適用外・全額自己負担)です。効果や治療期間、費用には個人差があります。
※インビザラインは薬機法上の未承認医療機器にあたるため、治療前に担当医から説明を受けたうえでご判断ください。
※実際の治療にあたっては、必ず矯正歯科の医師による精密検査を受けたうえでご判断ください。

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