子どもの歯の悩みについて

乳歯が生えてこない

乳歯が生えてこない

乳歯がなかなか生えてこないと心配になってしまう保護者の方も多いのではないでしょうか。
乳歯は生後6〜8ヶ月頃から生え始め、3歳頃までに20本すべてが生え揃うのが一般的ですが、そのタイミングには個人差もあります。
また、なかなか乳歯が生えてこない理由も、乳歯萌出遅延や癒合歯、先天性欠如など、さまざまです。

歯磨きをしてくれない

歯磨きをしてくれない

歯磨きを嫌がる子どもは少なくありません。
その理由は、口を触られたくない・口を長時間空けていられないといったものから、イヤイヤ期だから・遊びを中断したくないからというものまでさまざまです。
歯の健康のためには、嫌がる理由を把握し、歯磨き好きにするための工夫をすることが大切です。

歯ぎしり

歯ぎしり

お子さんの歯ぎしりが気になる方も多いのではないでしょうか。歯の摩耗や歯並びへの影響が心配で、やめさせたいと考える保護者の方も少なくありません。
歯ぎしりの原因には子どもならではのものも多く、経過観察で良い場合や受診が推奨される場合もあります。
子どもの歯ぎしりの原因や状態を知ることで適切な対策ができます。

虫歯

虫歯

子どもの虫歯は、乳歯のエナメル質が薄く酸に弱いため、進行が早いのが特徴です。磨き残しやだらだら食い、保護者からの虫歯菌感染などが虫歯の原因となります。
初期は痛みがないことが多く気づきにくいですが、放置すると他の歯への感染・顎の発育不全・永久歯の質や生え方への悪影響につながります。
虫歯を予防するためには、丁寧な歯磨き習慣を身につける、定期的にフッ素を塗布する、規則正しい食生活を送る、定期的に歯科検診を受けることが重要です。

口臭

口臭

子どもの口臭は、磨き残しの蓄積が原因であることが多いです。食べかすが口の中に残っていると細菌が繁殖し、嫌な臭いになります。また、鼻炎や副鼻腔炎などの鼻の病気・虫歯や歯周病・口呼吸・唾液の減少も口臭を引き起こす原因です。
毎日の丁寧な歯磨きと仕上げ磨き・規則正しい食生活・よく噛んで唾液を出すことなどが対策として挙げられます。改善しない場合は、内臓疾患などが原因の場合もあるため、歯科医院のほかに小児科や内科を受診し、原因を特定することが重要です。

口臭

すきっ歯

子どものすきっ歯の原因は、歯の本数が少ない・小さい、歯の本数が多い、上唇と歯茎をつなぐ上唇小帯の異常などです。
治療の必要なすきっ歯を放置していると虫歯や発音障害などのリスクが高まるため注意が必要です。すきっ歯の原因や症状によって治療法を判断するため、早めに歯科医院を受診するのがおすすめです。

子どもの歯の悩みに関するよくある質問

初めて歯が生えるのはいつ頃ですか?
乳歯は生後6〜8ヶ月頃から生え始め、3歳頃までに20本すべてが生え揃うのが一般的です。下の前歯から生え始め、1〜1歳半頃に上の前歯2本と上下前歯の隣の歯が生え、上下合わせて8本の歯が生え揃うことが多いです。
その後奥歯や犬歯も生え、乳歯が生え揃います。生える時期や順番には個人差があるため、多少異なっても心配はいりません。
初めての歯磨きはいつが良いですか?
赤ちゃんの初めての歯磨きは、乳歯が1本でも生え始めた頃(目安は生後6ヶ月〜1歳頃)から始めるのが良いです。最初は湿らせたガーゼで優しく歯を拭くことから始め、口の中に触れることに慣れさせましょう。
本格的に歯ブラシを使用させ始めるのは、前歯が揃い始める1歳頃が目安です。無理にゴシゴシ磨くのではなく、遊び感覚で楽しく行うことで、歯磨きを習慣化することが大切です。
生後2ヶ月で乳歯が顔を出しているのは異常ですか?
生後2ヶ月で乳歯が顔を出すのは、稀ではありますが異常ではありません。先天性歯と呼ばれ、通常より早く生えてきた乳歯、または過剰歯の場合があります。
多くの場合、歯の根が未発達でグラグラしているため、自然に抜けることが多いです。ただし、授乳時に母親の乳首を傷つけたり、赤ちゃんの舌に潰瘍ができたりする可能性もあります。
心配な場合は、一度小児歯科を受診して相談し、処置が必要か判断してもらいましょう。
1日に何回歯磨きすれば良いですか?
子どもの歯磨きは、朝と夜の1日2回が理想です。特に、夜寝る前の歯磨きは、寝ている間に唾液の分泌が減り虫歯菌が繁殖しやすいため、非常に重要です。
毎食後磨ければさらに良いですが、難しい場合は最低でも朝晩2回の歯磨きを目標にしましょう。重要なのは回数だけでなく、1回1回を丁寧に磨き、汚れをしっかり落とすことです。
保護者による仕上げ磨きも、小学生高学年頃まで続けることをおすすめします。
顔をぶつけて乳歯が抜けてしまったのですが、成長に影響はありますか?
乳歯が抜けた隙間に隣の歯が寄ってきて、後から生えてくる永久歯が正しい位置に生えるのが難しくなるため、歯並びが悪くなるリスクがあります。
衝撃の程度によっては、永久歯の芽に影響を与え、永久歯の形成不全や生える時期が遅れるなどの悪影響を与える可能性もあります。抜けた乳歯は戻せないため、早めに歯科医院を受診し、永久歯への影響がないか確認し、必要であれば保隙装置などでスペースを確保する処置が必要になります。
転んで乳歯が変色したのですが、歯医者を受診するべきですか?
転んで乳歯が変色した場合は、必ず歯科医院を受診しましょう。 変色の原因は、歯の神経の内出血や、神経が死んでしまったことなどが考えられます。
見た目ではわからなくても、歯の根やその下にある永久歯の芽に影響が出ている可能性があります。放置すると膿が溜まったり、永久歯の形成不全などにつながったりするリスクもゼロではありません。
痛みがなくても、早めに歯医者を受診し、診断と処置を受けることが大切です。

乳歯は永久歯に比べて柔らかく、
虫歯などのトラブルを起こしやすいです。
日頃からよく観察し、
不安や心配事があったら
お近くの歯医者でご相談ください。